HISTORY 沿革・平賀源内
源内流創造術
藩の依頼で、防火用コートを作ったり、エレキテルをリメイクしたり、平賀源内には数多くの学ぶべき創造力がありました。この力こそ、現代の平賀機械工業株式会社の原動力となっているのです。
『 想像力から創造力へ。 』
源内の力は平賀機械工業に生き続けています。
平賀源内について
平賀源内(1728年 ~ 1780年)は、江戸時代中期の日本において、多岐にわたる才能を発揮した人物です。学者、発明家、作家、絵師、そして蘭学(オランダ語の学問)の研究者として、その生涯を通じて日本の文化や科学技術の発展に多大な貢献をしました。
源内は讃岐国(現在の香川県)に生まれました。若くして江戸(現在の東京)に出て、多くの分野で知識を深め、特に西洋の学問に関心を持ちました。この時代は、日本が鎖国政策をとっていたため、西洋の知識や技術が限られたルートを通じてしか入ってこなかった時期であり、平賀源内のように西洋の学問に通じた人物は非常に珍しかったのです。
彼の功績は非常に多岐にわたりますが、代表的なものには以下のようなものがあります。
- 1学問・発明
- 源内は、雷を研究し、避雷針を日本に初めて紹介した人物として知られています。また、植物学や医学においても独自の研究を行い、西洋医学の知識を日本に広める一助となりました。
- 2文学・芸術
- 作家としても活躍し、多くの戯曲や読み物を残しました。これらの作品は、彼の幅広い知識と洞察力、ユーモアのセンスを反映しており、今でも読まれています。また、絵師としても才能を発揮し、独自のスタイルで多くの作品を残しています。
- 3蘭学
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オランダ語の研究者として、当時日本に入ってきた限られた西洋の科学技術や文化の知識を、日本語に翻訳・紹介することで、日本の近代化に貢献しました。特に医学分野での翻訳は、日本の医学の発展に大きな影響を与えました。
平賀源内の人柄を表すエピソードとしては、彼の好奇心旺盛さと、常に新しい知識を求める姿勢が挙げられます。また、彼は人々に役立つ発明や研究をすることを生涯の目的としており、そのためには自らの利益を犠牲にすることも厭わなかったと言われています。
平賀源内は、江戸時代の日本において、西洋の学問や技術を積極的に取り入れ、その知識を広めることで、日本の科学技術や文化の発展に大きく貢献した人物です。彼の生き方や功績は、今日においても多くの人々に影響を与え、尊敬されています。
HMTグループの歴史 - 沿革
昭和26年
9月
現在地において平賀個人で創業
主にエ作機械の修理・改造を行う
昭和28年
11月
資本金1,000,000円をもって「平賀機械工業株式会社」を創立
現在地に本社・工場を設立し、「王冠コルクの自動供給および整列装置」「全自動王冠コルク集合密着機」「自動プレス」「プレス金型」「全自動紙栓製造機」を主体に操業開始
昭和33年
5月
「平賀機械工業株式会社」の資本金を2,000,000円に増資
昭和35年
4月
各種プレスの自動送り装置を開発し、ブリキ板の送りに新方式を生み出す
昭和41年
8月
「マグネット式エレベータコンベア」「棧付エレベータコンベア」などのコンベア式供給装置およびエアー搬送装置を完成
同時に自動キャッブバッキン詰機を完成
昭和41年
10月
「平賀機械工業株式会社」の資本金を4,000,000円に増資
昭和42年
3月
本社・工場を建て直し、事業規模を拡大することにより、受注体制を整え、各種自動組立機を開発
昭和49年
9月
整列供給用の傾斜型ロータリーホッパフィーダを完成
昭和50年
5月
自動キャッピングマシンを完成
昭和59年
4月
資本金10,000,000円をもって関連会社「HMTシステムエンジニアリング(株)」を創立
工場は山形県高畠に進出し、機械設備を充実させ、「各種自動組立機、自動検査測定装置、鼈子関連装置等の省力機械、精密機械」「自動供給・整列装置」「合理化省力化用各種コンベア」等のFAシステムを主体に受注体制の拡大を図る
昭和60年
5月
「HMTシステムエンジニアリング(株)山形工場」を新設増大させ、生産能力を倍増させる
昭和62年
6月
「平賀機械工業株式会社」の資本金を10,000,000円に増資
昭和63年
12月
資本金980,000円をもって関連会社「HMTビジネスシステム有限会社」を創立
平成5年
3月
カップ麺充填シール機を完成
平成10年
7月
ガラス基板製造装置を完成
平成14年
2月
大田区で認定された優工場を受賞し、「総合部門賞」の表彰を受ける
平成15年
2月
品質マネジメントシステムISO9001:2000の認証を取得
平成20年
9月
各種ポンプ製品の高速自動組立機を完成
平成21年
1月
各種フィルム容器用のスバウト装着機を完成
平成24年
12月
特殊シート打ち抜き装填機を完成
平成26年
11月
パウチ高速型給袋装置を完成。併せ、大田区中小企業新製品・新技術コンクールにて「テク乃ちゃんイチ押し賞」に入賞
平成27年
4月
資本金110,000,000円(中国元 550万元)をもって関連会社「常州成平賀自動化科技有限公司」を創立。本社・工場は中国江蘇省常州市に進出
平成27年
11月
大田区で認定された優工場を受賞し、「人に優しい部門賞」の表彰を受ける
令和1年
6月
環境マネジメントシステムISOl4001 :2015の認定を取得